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『ハクメイとミコチ』:身長9cmの小人と小動物の少し変わった日常

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2人の小人の女の子の日常を描いた「ハクメイとミコチ」の簡単なあらすじと感想です。

目次 

あらすじ

森に住む小人の二人ハクメイとミコチ。

ボーイッシュでおおらかな大食らい、アウトドアな行動派、修理屋ハクメイ

容姿も性格も女の子、世話好きでインドアな理論派、ミコチ

全て真逆な二人が暮らす小人世界の日常。二人でキャンプしたり、旅に出たり、お祭りに出たり小人ならではの視点から見える新しい世界

二人は他の小人や動物たちと楽しく毎日暮らしていく。

感想

この漫画はほんっっとに最高!!

僕が2016年買っておもしろかった漫画ランキング堂々の1位ですわ。ほんとドンピシャ

元々日常系は好きだったので、気にはなっていたんですが絵柄が少し僕の好みとは離れていたので最初買わなかったんです。その時の僕にはもれなくグーパンですね(笑)

1巻を買って光の速さでこの世界観に引き込まれました。読み終わり、本をそっと置き、そして一言「俺も一緒に暮らしたい・・・」

小人世界の日常ということで、僕らが何気なく使っているものや食べているものが、彼女たちにはビックサイズ。それをうまく使っているところや1本の大根を頑張って切っている所、一本の竹でお風呂を作っている所なんかはかわいすぎますね。

そしてこの三頭身にデフォルメされた小人達ですよ!赤ちゃんみたいにむちむちで、民族衣装のような部族ごとの服装も細かいしかわいい!

その代わり動物達がリアルに描かれている為、小人の可愛らしさが際立っている気がします。

何よりこの漫画は背景だけでなく、家具、料理など細かく書かれておりハクメイとミコチが住んでいる小人世界がどんな所でどんな物を食べているのか想像しやすいです。

市場の場面なんか中国の市場のような狭い通りに所狭しと並んでいる屋台一つ一つが細かく書かれており、主人公の二人の存在感を際立たせます。

料理は見てるだけでよだれがでそう。よくミコチが作った料理が出るのですがお祭りの時のジャムとパンのセット、鰯谷親方と街を散策した時のおつまみ(?)料理などほんとおいしそう。てか作りたいし食べたい。ケイトさんのカヌレも卑怯だな。作る過程も描いているとこがすごいし、さらにおいしく見える。

前回の『げんしけん』レビューじゃないけど、ほんとこの世界に住みたい!!

郵便配達のバッタでも、荷物運びのクワガタでもいいから!!

 

ほんと何から何まで細かく描かれている漫画だと思います。いつも新刊が待ち遠しく、「いつまでも見たい」と思える漫画ですね。

こんな人におすすめ

・日常系漫画が好きな人

・異世界生活に憧れている人

・いろいろ疲れている人

・のんびりしたい人

 

読むと精神的に落ち着くこと間違いなしな小人の日常漫画、1冊読んでみてはいかがでしょうか?