『新装版げんしけん』5巻の簡単な感想です。
目次
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今巻の個人的重要ポイント
軽井沢合宿決着
この場面のこのセリフ、本当に良い言葉です。
昔同級生を苦しめてしまった荻上からしたら「受け入れられた」と思える嬉しい言葉だったでしょう。
この場面も好きですが、二人きりの別荘の所も好きです。その時の笹原の独白の
「うわ、うわ、ゲームの中みてえ、そうゆうシーンか、何かいいセリフ言わなきゃ・・・うわ・・・」
という所がまさに恋愛素人なオタク感が出ていて良いです。
笹原ついに・・・
ここは何も言うまい。おめでとう笹原。
少し前の話の続きから何をしたかわかりますが、それを「ん」の一文字で表す木尾先生はさすがだと思います。
荻&スーコンビ誕生?
スーの二度目の来日。スーが荻上にべったりになるきっかけの場面です。
外国人と二人で戸惑っている荻上と少しキャラデザが変わりジト目感満載のスーの二人が新鮮で良いです。
笹原×斑目本を見つけたスーのカリオストロネタが個人的にツボ
成田山年越しと変わらぬ背中
この画像の場面、セリフもないですが斑目が何を思っているのか何となくわかります。
斑目&咲の二人きりの場面にはよく間を空けてます。それによって届かないだろうけど想い続けている斑目の数歩引いた心境がみえます。
斑目&咲部室にて(2回目)
1回目は鼻毛が出ている事を指摘しようとして斑目がビンタされました。
2回目は斑目は社会人、咲は大学卒業間近。そして3回目は・・・。
画像の自販機シーンといい後々大事なシーン満載です
相変わらず班目の背中は哀愁漂っている。
笹原&咲&高坂卒業
一応主人公の笹原の卒業をもって初代げんしけんは終わります。
入学当初は現視研の前をうろうろして、入ってはみたものの会話に入れず恥ずかしいドッキリを仕掛けられ、少しの間部室に顔を出せなくなった笹原でした。
それが4年の間に勇気を出して声を出し、現視研会長となり、初のサークル本を作製しました。そして彼女もゲットし、念願の・・・。
笹原成長しました。そして主人公の座は斑目へ・・・。
感想
ついに新装版も終わってしまいました。
残されたのはスポフラしかない。需要と供給のバランスが・・・。
早いとこ帯についている応募券を送って「描き下ろし着せ替えカバー」&「カバーイラストのポストカード6枚セット」を手に入れます。
今巻の巻末イラストはクッチー&初代会長でした。
初代会長は最後の最後まで謎でした。まず何歳なのか?いつから大学生なのか?
相当前の「メバエタメ」の時から初代会長だった可能性があるので年齢が気になる。
木尾先生は「ややオカルトチックな存在に持ってく予定でしたが、世界観と合わなくなって・・・。でも最終回のどっかにいたり?」
オカルトすぎたキャラでした。でも初代会長のおかげで現視研廃部の危機を回避できました。
最終回のどこかにいるとの情報ですが、おそらくこの見開きページの・・・
ここ!!じゃないでしょうか?
会長らしい地味なポジションとりです。
クッチーには「この人の解放されっぷりとか入るのに1年かかるとことかわりと好きでありましたよ?いやけっこうマジで。」
正直、懐かしの沢崎同じく捨てキャラだと思っていましたが、憎いキャラクターで圧倒的な存在感を出しました。
クッチーの一言で波戸くんが救われる事が多く、また断トツに女性キャラに嫌われる男キャラ。
クッチーにハーレムは訪れるのか?あとクガピーにも。
最初に戻りますが「新装版げんしけん」これにて終了です。
毎度毎度言っていますが三代目早く!!
それまでは「Spotted Flower」で食いつなぎます!
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